それぞれ、二人の若者の進路が決まりました。一人は地元企業にて製造職で正社員として、もう一人は、ホームページ制作者として社会への一歩を踏み出しました。「自己成長力」を信じ、毎日が楽しいと感じる「居場所」を目指し、伴走者としてなる「里山ICT能開学校」の運営に徹しました。その甲斐があってか、彼らのもっている本来のパワーが見事に復活!!明日から社会人としての第一歩を歩むこととなり、最後は、ご来賓、保護者の皆様と共に声高らかに懐かしの『若者たち』(君のゆく道は・・・♪)を合唱後、全員が最高の笑顔による「ガッツポーズ」で集合写真を撮影して「はなむけ」としました。
卒業の言葉
本日は私達のために卒業式を挙行して頂き、誠にありがとうございました。
入学前は日々の生活や働くことに対する将来への不安で昼夜逆転の毎日で落ち込んでいました。しかし、卒業の時を迎えた今、その生活も改善され、普通の日々を送ることが当たり前のようになり、改めて、当たり前のことが出来ていなかったことに気づきました。数年間、人との関わりが無い日々でしたが、校長先生を始め諸先生方、そして、〇〇さんとの関わりを通して、日々の何気ないことや趣味などについて話すことが出来るようになり、人生を楽しく感じるようになりました。今、改めて、私の人生にとって欠くことのできない一年間となりました。地元での就職先も決まり、いよいよ来月から正社員として社会への一歩を踏み出し社会貢献に勤しむ覚悟でおります。
最後になりますが、未熟な私たちを見守って下さった校長先生をはじめ諸先生方並びに本日、ご列席を頂きましたご来賓の皆様方に御礼申し上げるとともに、今日まで私達の成長を見守り続けてくれた家族に感謝します。そして、里山ICT能開学校の一層の発展を願い、卒業の言葉とさせていただきます。